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主な国内産石材

庵治石®細目特上品

庵治石細目  学名「黒雲母細粒花崗岩」と称されており、天下の銘石として全国のみならず世界でも高く評価されています。 構成分子密度が非常に高く、硬さに特に優れ、水を吸収しにくく、抜群の耐候性を有しています。 数種の細目材の中でも、特上材は、最高級材として珍重されており、“班”あるいは“牡丹柄”と呼ばれている独特の色調と石目模様を有しています。
 採石歩留まり率(製品加工可能率)が極めて低いため供給力は非常に乏しく、需要バランスが不均衡になっております。 なんと採掘された原石のうち墓石材として世に出るモノは0.1%以下という試算も出ています。

庵治石®中目品・中目特級品

 庵治石は、その見た目の目合いから、細目材と中目材に大きく二分されています。 庵治石中目 「中目」とは表現されていいますが、それは見た目の目合いだけのことで、実質の分子密度や硬さにおいては細目材と同質で、吸水性が低く、耐候性も大いに優れています。 色調においては、細目材より白っぽいが、価格的にはお求めやすい上、供給力も細目材と比べて安定しています。 お買い得な庵治石として人気が根強く、銘石庵治石の一役を担っています。

青木石

 香川県多度津の北、丸亀市広島の青木地区を中心に甲路、釜越など島の南西部から採れます。青木石石は庵治石の中目に近いが、中目よりも細目に近いものもあり庵治石の中目よりも高価なものもあります。
この石も大阪城築城の頃、片桐且元が石を運んだといわれ今もタガネの跡のある巨石が残っています。採石は安政年間(1854〜59年)に始まったともいわれ、現在十数社が採石をしております。
 明治の頃は火薬を使わず、矢だけで割ったので生産量は僅かでした。大正に入って石材の需要が増すと、石質も良いので採石量は増大していきました。現在では、年産約数十トンといわれています。

大島石

 愛媛県今治沖の大島の石です。塩飽の青木石などとよく似て庵治石の中目より目が細かく産出量も多い。大島石 大島石は江戸時代から美しく堅牢な石として知られていましたが、採石技術の未熟さ、搬出の難しさなどから、一部の人のみが知る名石でした。しかし、明治から大正、昭和にかけて、採石技術の進歩・機械化などで、採石量が増えるにつれ、伊予大島石は一躍脚光を浴びるようになりました。
石目が細かく青磁の肌を思わせる気品から「石の貴婦人」とも呼ばれています。

本御影石

 花崗岩の代名詞にもなっているこの石は、神戸の御影地区から出る石で、長石が薄紅色のため赤ミカゲや桜ミカゲと呼ばれています。本御影石見本 鎌倉時代から使われているといわれていますが、豊臣秀吉の桃山時代、城や社寺、大邸宅などの工事に大阪に近いこの石が大量に使われてから有名になり、花崗岩といえば本御影石ということで、紅色の石でないと値打ちがないような時代もありました。 意思の橋脚の最初だという京都の三条大橋にはその昔の橋脚が残っていますが、それには「天正十七年(1589)七月摂津国御影」の字があり、土佐の室戸岬の金剛頂寺本堂の1648年の石灯籠には「摂津御影で巨石を採って造る」の字があります。江戸時代初期には、盛んに採石され珍重されていました。
現在では採石自体が行われておらず、住宅や大規模公共事業時の造成などでたまたま採れたものや、各石材店の在庫のみが流通するにとどまっています。まさに幻の御影石となっています。